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MOON シリーズ

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闇夜の藪の中から垣間見える月をモチーフにした ”BUSH MOON” (ブローチ)

「漆黒の闇夜、棘の藪の中で身動きできない状況でも小さな月が道しるべとなり明かりを灯せば、おのずと行く先はハッキリと見える」という意図で創った作品。

創作している時は私自身、やりたいこと、できること、やりたくないことなど仕事や人間関係などいろんなことで悩ましい時期でした。
その時の感情がそのまま投影された作品で、作品意図と人生の道程と重なる部分があって、事前準備(デザインや構図など)無視で、なにを創るかも考えず手元を動かしていたらなんとなく漠然とした制作意図が浮かび出来上がったものです。

漆黒の闇夜…現在の状況。
棘の藪の中…今置かれた自身の立場。真っ黒いオニキスが私であり闇夜。
小さな月 …願望。希望。きっかけ。小さなあこや真珠が月。

現在も悩みは解決されているわけではありませんが、自然と焦りはなくなりつつあります。
なるようになるさ、長い人生のほんの一瞬休憩したところでどうなるものでもないと今は思っています。(^^)
こういう経験もまったく無駄ではないし、一旦立ち止って考える良い機会と捉えています。

私に限らず誰にでも悩みごとやこのままでいいのかという不安や今後を考えることってあると思います。

考えている最中は迷路や闇夜を彷徨っているように思えますが、悩むこと、考えることは大事なことで、考え方一つで目先が明るくなることもあるし、誰かの助言やサポートによって道が開けることも。これが「小さな月」となって輝くのです。(^^)

私が制作する時には、デザインやイメージ先行で創る場合と制作意図を以って創る場合があります。
制作意図の明確な内容を知ると単なる個体も多角的に捉えることができて断然面白い見方ができると思います。




by ruehome | 2013-11-23 21:00 | シルバーアクセサリー

ハンドメイド作家と愛猫の日々


by rue